『ごめんなさい』は 守り 食い破る

自分の吐く
『ごめんなさい』 という言葉の
なんと凶暴なことよ…

あるとき
と言ってもけっこう最近なんだけれど
気づいてしまった
(おそらく妄想も多分に入っています)

ときにおれは相手は
「もう黙って欲しい」と願って
「ごめんなさい」
と言っていると…

むかしこころがおかしくなったとき自分が
呪文のように「ごめんなさい」を唱えていて
そこにはいま考えると

「悪霊退散 あっちへいけ」だとか
「ワープしてどこかにいきますおれ」
みたいな願いが
強く込められていた
「無抵抗にあやまっているひとに攻撃をする
あんたはひどいひとになってるぜ」
とすら思ってた気もする

おれはよく
ライブに行けなかったときの対処法として
「すべからく残念がるべし
演者への謝罪は得策にあらず」
と べつに言わなくていいのに言う

演者からすると楽しみにしていて欲しくて
行きたいと思っていて欲しくて…
もし行けなかったとしたら
「残念!!」って思って欲しいだろう と…

自分に「ごめんなさい」ならわかる
でも
演者に「ごめんなさい」っておつきあい?
って思われちゃいますよ と…
(思うのはおれだけかも…)

とはいえ「ごめんなさい」を言う側は
そんなこと知ったことじゃないんだ

勝手にナイーブぶったりしてるひとに
気を遣ってものをいう筋合いはないし
おそらく挨拶くらいの意味で
「ごめんね」や「ごめんなさい」と言っていて
それを重く増幅しているのは
こっちの心の闇の問題なのかもしれない

しかしそのことが気になって以来おれは
「ごめんなさい」を言ったり
ツイッターや
Facebookに書き込んだりする頻度は
ぐんと減ったと思う

相手に対して云々と言うのは
おそらく後付けで
自分の納得の問題なんだろうけれど
謝られた側の気持ちが収まってないのに
はなしを終わらせてしまうような防御の呪文
収まり切らない腹の虫は
謝られた側の中で食い破る
「謝ってすむとおもってるのか?」
なんていう常套句がうまれたのは
「ごめんなさい」がすごい言葉だからだと思う

おれはつい言ってしまう
「ごめんなさい」と

『ごめんなさい』は 守り 食い破る

 

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