【山作戰60】とはなにか (四)あがた森魚さんと作務衣のきっかけ カバー曲は置き手紙を読んで翻弄されるが如し 中

【山作戰60】とはなにか(一)
【山作戰60】とはなにか (二)引退しせる童子 生ける山作を走らす
そして
【山作戰60】とはなにか (三)あがた森魚さんと作務衣のきっかけ カバー曲は置き手紙を読んで翻弄されるが如し 上 のつづきです
前回の【山作戰60】のアーカイブを聴きながら読んだりするとオツなもんですよ
1枚目の作品集(CD)「山作戰」発売前夜の出会いのはなしから

その頃代々木にあった立ち飲み屋「おくどさん」 そしてそこで出会い、携帯の中に俺との弾けた写真を残して消えた(消えてないけど)おじさん
そのおじさんはさとるさんといいました mixiが流行った前後の話だと思います

その後さとるさんは俺のライブへ来て下さるようになり やがて自分の出張に合わせて遠方のライブハウスやカフェをのぞいては 山作戰のライブ会場にどうかと調べて来てくれたり いま住んでいる東海道の宿場内の街のお祭りに売り子として手伝いに来てくれたりして 冗談抜きで親戚一同の信頼は俺へのそれよりも厚いという存在になっています
しかも夏生まれの俺への誕生日プレゼントにと毎年夏に夢の島で開催される音楽フェス「ワールドハピネス」へ俺と社長を招待してくれるのです

このフェスは高橋幸宏さんが言い出しっぺらしく 彼に関係が深いミュージシャンが毎年必ず何組か出演していて その中にYMOやムーンライダーズ、METAFIVEがいたりしたのでした ここで俺は はっぴいえんどの幻影ともう一度再会してしまうのです
そして言いがかりのごとくゲンナリして引っ込みがつかなくなっていた俺はそのひとたちの音に「素敵な先輩たちだなあ」と思い始めたりしては夏を終えるのでした

ある夏はムーンライダーズ… 活動休止だか活動休止の休止だかと言ってたライブで「名前は聞いたことがあったが じいさんだらけ!」と思った
アンサンブル的にも要らない音がぐちゃぐちゃ鳴っていてる気がする うたもよれよれ しかし聴いたことがないはずなのにこの音を自分は知っている気がしていました 若者たちがトイレに立つ ビールを買いに行く そんな中で演奏された曲で俺は夢の島の群衆の中でひとり ハッと高校生に戻る

夜の熊本大学の古びに古びた一室 高校演劇に夢中だった俺は先輩に誘われてある二人劇を観に行ったはず その劇の最後に耳がおかしくなるくらいの爆音で鳴り響いたあのヤツ!
このおじいさんたちの曲だったのか 先回りされて置き手紙をされたようにゾッとする というかしびれる

「スカーレットの誓い」

しかも俺が高校の頃に「笑わなくちゃ生きていけない」だと思っていた歌詞は「薔薇がなくちゃ生きていけない」だったことも知ったのでした
見つからないわけだよ

その後 最後のきっかけが来るのはもう少しあと
町田のライブハウスで公開収録をするFM番組のパーソナリティーになった俺はそこで あう度におびただしい数のCDをくれる方に出会うのです(もうちょっとつづく)

【山作戰60】とはなにか (五)あがた森魚さんと作務衣のきっかけ カバー曲は置き手紙を読んで翻弄されるが如し 下 へつづく

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