【山作戰60】とはなにか (五)あがた森魚さんと作務衣のきっかけ カバー曲は置き手紙を読んで翻弄されるが如し 中2

【山作戰60】とはなにか(一)
【山作戰60】とはなにか (二)引退しせる童子 生ける山作を走らす
【山作戰60】とはなにか (三)あがた森魚さんと作務衣のきっかけ カバー曲は置き手紙を読んで翻弄されるが如し 上
【山作戰60】とはなにか (四)あがた森魚さんと作務衣のきっかけ カバー曲は置き手紙を読んで翻弄されるが如し 中 のつづきでございます

まだつづいて申し訳ないので お詫びにこちらでも再生しながらお読み下さい

俺はFMさがみ(現 FM HOT 839)でパーソナリティーをさせてもらっていた時期がありました
MUSICVOX
静岡へ拠点を移したあとも2年くらい続けていたと思うこの番組 インディーズのミュージシャンがパーソナリティーをつとめるもので 町田にあるライブハウスWESTVOXで毎回公開収録をしていました
そのライブハウスでの収録にかなりの頻度で来てくれていたある男性 この方が今後の参考に とCDやDVDを下さるようになったんです
ツアーに出発するときにはいただいたCDをクルマに載せて道すがら聴きながら走るのが習慣になっていきまして VAN HALENからLED ZEPPELIN 山下達郎 Bob Marley SEX PISTOLSなど もうとんでもない数の あまり俺が通らなかった音楽 聴いたことはあっても所有したことはなかった音を聴きながら旅をしていました そんな中にあったのです
はっぴいえんど のゆでめんも ライブ盤も…
ある九州へ向かう旅の途中 社長が「高速道路は景色がつまらない」と言い出して下道に降りてしまったことがありました その結果山口あたりの下道で道に迷ってナビも狂って 一度農村の中の上をバイパスが通ってるような場所に止まった
そのタイミングで「このひとは売れると思う」と社長が認めたジミ・ヘンドリックスのCDが終わり つぎに社長がカーステレオに入れたのが はっぴいえんど

まずはどんな音楽に関しても辛口で むしろ俺よりもマニアックな社長が大瀧詠一さんの声と曲に反応しまして なにこれ いい と
俺も黙って 二人でクルマを止めたまま聴き その後「いかんいかん九州に行かなきゃ」と我に返ってカーナビを設定し直して 走り出してもずっと聴いて 「俺がうまれるころにいろいろやってズルいなあ」と思いながら その日はずっとあまりしゃべらずに はっぴいえんどを聴いていたのでした

ここで ときは現代 この一連のはなしの一番最初の
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での「あがた森魚の『ぼくは天使ぢゃないよ』をやれるならサブタイトルは『ぼくは天使ぢゃないよ』でいこう」という提案をされたときに戻ります
「あ 深夜食堂のひとだ」と思いながら あの物悲しい曲を思い描いた俺が
「あの男っぽい感じのひとですよね」
と言うと
「いやー 乙女だよ 中身は乙女」という返事
「あんな感じなのに乙女なんだ…」とたじろぎつつ検索して見てみると 全然俺が思ってるひとと見た目も声も違う
しかし「年月が経つとヨガとかやって変わってしまうひともいる訳だし」 と思い 深夜食堂の曲を検索してみるとやっぱり全然違うひとで鈴木常吉さん 曲名は「思ひで」だと判明
画像検索して現れた常吉さんの顔には見覚えもあったので 深夜食堂が始まったころに一度常吉さんにたどり着いて その後あがた森魚さんが役者さんとして深夜食堂に出演された回とマリアージュして 記憶が上書きされてしまってたようなのです
そうやってたじろぎつつも山作戰60をやる日は決まっている 「僕は天使ぢゃないよ」を自分の中に入れなければいけない
何度も聴いて覚えて 演奏しては聴いて またたじろぐ

これがしみじみと切なくかっこいい上に とんでもなく難しいんです(つづく)

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