黄昏のあなた

昨晩
母校月出小学校のすぐ近く
長嶺の珈琲市場さんでの生音ライブ
そしてこの秋の故郷行脚の全公演
終わりました

最近ライブのまえに
ウォーミングアップで
少し走ることにしてるんですが
夕焼けが綺麗だったので
月出小学校まで
裏通りを走ってみました

幼い頃見た
視界を失うほど綺麗で
闇が襲ってくる感覚をもたらした夕焼け

熊本を離れてから
あうことがなかったので
あの
赤紫からどんどん
赤い成分が抜けていくような景色は
自分の妄想のなかで膨らんだ
実在しない景色だったんじゃないかと
思い始めていたんですが
ここの広い空にはそれがありました


学校の前を通り過ぎて走る
周囲の牧草地や畑もみんな
住宅地になってしまっている
お友達だった野口君の家には
ノグチの名前で
建築屋さんの看板が立っていた
44歳の野口君が働いているのかな

野口君のうちの角を曲がり
下校でいつも通って
工務店のおじさんが
廃材で焼いた焼き芋をくれた場所も
新しい建物ではあったけれど
工務店があったし
その向かいには
あの頃と同じ広場と畑が広がっていて
思わず息をのんだ

小学校の校庭は
横切るのも大変なくらい
広いはずだったのに
いまのおれには程よい大きさでした
この校庭でキャッチボールをして
帰り道に大きな背中を追いかけたんだった

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こんなことがあったので
珈琲市場へ帰って急遽一曲目は
黄昏のあなたをうたうことにしました
おいしいビュッフェに夢中だったけど
同じ黄昏の中にいたみなさんに
聴いて欲しかったんです

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