生まれ変わらない教

自分は
一応仏教の慣わしで暮らしてはいるものの
特定の信仰は持ってないです

といったスタンスの宗教観
これがおそらくぼくのまわりには
一番多いようです

海外は行ったことないから
よそは知らないですし
行ってもそんなことを
聞き回って過ごすのは
楽しくないのでやりませんが
日本はそういう感じのひとが
大半なんじゃないでしょうか

そんななか
あるときからふと
死んでも天国に行ったり
生まれ変わったりしないと
決めました

きっかけは
天国にしろ地獄にしろ
人間だけが行くってのは変で
行くとしたらぼくが食べた
豚やら魚やら牛やら
飼って殺したカブトムシや
亀やスズメなんかとも
会わなきゃいかん…

それは申し訳ないし気まずいし
嫌だなと

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そうやって決めてみて
わかったことなんですが
ひとが 生き物が亡くなったとき
かなりの割合でみんな
天国の存在や生まれ変わりについて
口にするんですね

天国で待ってて
とか
天国で先に行った誰それと…
とか
生まれ変わってもまた
とか

これってすでに
宗教観なんだと思うんですが
天使がいる世界も
如来さんがいる世界も
ましてや閻魔様に裁かれるなんざ
多分あたまには浮かべてないのが普通

この不思議な『あの世観』こそが
『日本教』みたいな
土着なものなのかもしれませんし
きっとそれがみんなの
死への恐怖を和らげてきたんだと思う

だけど
その和らぎが
ひとに死を選ばせることもあるだろうし
それが信仰として意識されてないことで
筋立てや戒律もなくて
死を選びやすくなったりも
してるのではなかろうか

…とか真面目ぶったり

さておき
ぼくは生まれ変わらないし
天国にも地獄にもいかないと決めました

死んだらおしまい!

みんなが覚えててくれた分だけで
忘れたら終わり

でいいかなと
いまのところそんな感じです

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