ヤマサクマイニチ122 2020年4月20日(月)「締め切り」が 潰れかけたアリのように無駄に早く動く力を与えるの なんでだろう 触発

新譜の作業の締め切りがいよいよ今日
どうしてもうたい直したくて
時間が足りるかヒヤヒヤしている

当初収録するはずではなかった曲を
このご時世だからこそ収録したい!と
予定を変更して入れることにした

ギター ベース ピアノをそれぞれ頼んで
帰ってきた音を混ぜて聴いたら素晴らしく

それに触発されて
さらに締め切りの魔力が突き動かす
ドラムも書き出し直した

そしてもう一度
いましか録れないうたを録りたい!
と思ってしまったのだった

これを書いてる時点で雨の音がしはじめている

雨の湿気で調子の良い喉 VS 低気圧でだるい身体
みたいなせめぎあいが始まるのだが
録音は時間を切り取って保存する作業でもあるし
やはりこの時代にこんなことが起きて
みんなでこんな感じになったこと
その中でうたって響いたうた

それを録っておくのは
深い意味があるんだろうと思う

そして何より「締め切り」は
多くの「作るひと」「創るひと」に
潰れかけたアリのようにやたらと
無駄に早く動く力を与えるの
なんでだろう なんでだろう

昨日は100日間で一曲うたい切る予定の企画
「100日ヤマサクセン」

残り95日の回

撮影場所は富士川と東海道本線がクロスするあたりだった

富士川楽座の帰り
クルマで富士川沿いを走って
おおまかな撮影場所を決め
クルマを停められる場所を探す

停車して坂を登って現場に着くと
線路の脇に
電車を見たくて来た
という小学生の男の子2人!
線路の脇の金網に貼り付いて
ワクワク待っている

お父さんと思しき方に
クルマで連れてきてもらったらしく
お父さんは帰りたそう
子供はお父さんに時刻表を調べさせて
それを元につぎの電車を待っているようだった

撮影の用意をしているうちに
鉄分多めの子どもたちは
手を振って帰って行った
いよいよ撮影!

動画の中でも言っているが
富士川の向こう
俺が背を向けてる側は
電気の周波数が50ヘルツの地域
川の俺が立ってる側
手前は60ヘルツという
まさに切り替えの場所
富士川を渡る電車の鉄橋のたもとで撮影
知らないうちにすっかり
初夏の日差しの地元で
痛いほどの紫外線を浴びながら
新しい作務衣で撮影をしたものが
冒頭の動画なのだった

それにしても
早くみんなに聴いて欲しい曲たち
楽しみにしていて欲しい
これから少し休んで録音 のはずだ

それではまた 明日の未明ごろに!

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