ヤマサクマイニチ190 ふわっとさせて置かなければならないものを とりあえず決めてしまわないこと

結論が欲しい 安心が欲しいとき つい そのとき決めるべきではないことを決めてしまうことがある

アイデアを現実のものにする作業はアイデアの側からと現実の側からそれぞれに橋をかけるような
両側から絵を書くような作業だと思う
アイデア側から橋が伸びて来ないときそれを待つのは辛いし ひとが関わっていればいるだけ申し訳なさで苦しい
現実側から橋を伸ばせば 一応は完成した気がするんだけれど それは当たり前の ひらめき きらめきに欠けた箱物のようなものになり兼ねない
現実側から描きすぎると 抱えた問題や事情 進捗に配慮した当たり前のものが先に支配してしまって 面白さを描く余地がなくなってしまうことも多くて後悔する

「仮に」と前置きして一応決めておこうとしたものが場を支配し始め そこに地続きにいろんなものが決められていってもはやあとでアイデアが入る余地がなくなってしまうこともあったりするからやっぱり ふわっとさせておきたいのだが ものを作ること 発想することを仕事にしている友達とこの話をすると 強く共感するひとと 「それはただの先送りだ 怠け者だ」 みたいに言うひとがいるので みんながみんなそうではないようだ
わしはそうなんじゃ おごめーん

このふわっとしてる状態を嫌うひとは多くて うちの社長にも最近まで「いいからとりあえず決めてくれ」と言われていた
最近は待ってくれるようになったのだけれど 中にはふわっとさせる気もないのに忘れてしまいギリギリになるものもあるので「え?ふわっとさせてたんじゃないの?」と怒られる
「とりあえずここ 決めないでおいていいですか?」と言うとあからさまに機嫌が悪くなるひともいるし 俺も嫌われたいわけではないので 申し訳ないなあと思いつつ話をそらしたりする

待っても結果が同じこともあるので そういうときはただのグズになってしまうのだけれど ギリギリまでのろまだと思われていても いざ出揃った材料でできたものが 「あのとき判断して決めなくてよかった」ってものだったりするから後悔しないために 叱られてもふわっとさせておいてしまうのだった
ただ 今回のヤマサク夏のセンまつりにおいては先に描いておける部分 橋を伸ばしておける部分が少なかったので いまふわっとも普通のもどんどん押し寄せてきていて 困っている
当日の配信は実はギリギリまで粘ってある組織が動いてくれる手前まで行ったのだけれど あと一歩のところで風は吹かなかった(笑)
今回は現場で観てくりょ(1階席がそろそろ埋まりそうなので急いで)


昨日はセンまつりの自分の分の練習と決めること多数 そして撮影だった

ヤマサク夏のセンまつりまで今日からあと23日 ふわっととびしっと両立目指すよ

そして今日は生配信の日 22時から30分間またあいましょう
 
それではまた 明日の未明ごろに

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