ヤマサクマイニチ42 2020年2月5日(水)「興津スクワット」は心温まる出会いと交流の物語である

昨日は昼頃ある雑誌の取材を受けた
場所は静岡のアピタ
おれが静岡へ来て苦しむ横文字施設問題
ピアゴとかアピタとかパルシェとかセノバとかアブレイズとか
どの名前のものがどこにあるのかとっさにわからない
アブレイズはデイケアサービスだった

横文字を言われクルマに乗せられて進んで行くうちに
「ははーんこの方向ならあの建物だな」
と察して心の準備をするのだ

さておき取材は安定の言わなくていいことを沢山しゃべり終わった

その後 お世話になってる企業さんを訪ねる
いよいよ近づいてきたセンまつりへの協力をお願いしに だ
去年に引き続きご協力をいただくことになった
しかも前回より多大な協力を下さることに
不安と予算が膨らむ時期 ありがたすぎまくる

用件を終えるとスタッフと別行動
俺は東静岡で降ろしてもらい電車で蒲原へ帰る

恒例の興津止まり…
またかよ
興津で電車は折り返して浜松へ
西陽で微妙に照らされるホームに置き去りにされる

興津に取り残されるとおおよそ15分くらい待つ
俺はその間にやると決めていることがある
ラジオでも話したことがあるけれど それは

スクワット!

帰ってからやるはずの分をそこでやるのだ

と言っても二度目だけどね
興津といえばスクワット!
2019年12月5日にこんなことがあったのだ


前回は夜中だったので誰もいなかった
しかし今回は夕方5時台
お勤めの方も学生さんもいる
どうする

身体が冷えてくる
さっと帰る気だったし駅からも近いので上着はクルマに置いてきた
やるしかない!
さりげなくスクワット開始

さりげなくはなかったよね
さりげないスクワットってきっとないよね
向かいのホームの奥にある改札から入ってきた若者が笑ってる
缶ジュースを持っていてちょっと悪そうなかっこいいふたり組
ニヤニヤして見ていたがふと真似をしてスクワットして見せた
笑い返してスクワットをする俺
上りと下り 線路2つぶんの距離

彼らが手を前に出してやるスクワットをやって見せた
学校や部活でやらされた方法なのかも知れない
俺は手を前に出すやり方を真似てスクワットを続けた
うれしそうに笑う彼ら

彼らが乗る静岡行きの電車のほうが先に来て彼らが乗り込んだ
俺の乗る熱海行きももうすぐ来るという放送が流れる
スクワットはそのタイミングで300回に到達
俺はそこでスクワットをやめた

彼らの電車が走り出す
2人がこっちを見て手を振る
俺も手を振った
興津の衆だろうか
静岡で暮らしていたらまたあうかも知れないな


夕暮れの興津駅ホームでスクワットがくれたであいだった

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