【山作言】2018年6月15日分


日の丸のことをうたったうたが
話題になっています
多分作ったひとも
こうなることをまったく
予想できなかった訳じゃないけど
覚悟が足りずに飛び込んで
案の定やっつけられた
という筋書きでしょうか

そもそも歌詞というのは
それぞれの作り手によって
差はあるのでしょうが
正確さや冷静さは必要ない

妄想や勘違い
おかしなテンションを投げ込んで
それを消化して昇華して
召喚して作ることも多いもの
今回の歌詞のようなテーマだって
きっとありな訳です


それを売れてるひとが
作法も知らないまま
無邪気におもちゃのように
振りかざしてしまったことが
表現者として無策だったんだろうと

内容より作法の話に近い

とは言え
本当は作法を知らなくても
無邪気でもいいはずなんです

だけど敗戦や戦後を
いまだに処理しきれず
触れてはいけないポイントを
たくさん抱えたまま
それぞれの意見のひとたちが
反抗期の子供のようになって
ののしりあってしまってる国には
早すぎた…
来来来世を待たなければ
いけなかったんでしょう

彼らコンサートでその曲をうたって
盛り上がったってニュースが出てました。
ニュースになるだけ凄いことだし
そこまで含んでの戦略だとしたら
ちょっと怖いですよね

それでも地球と経済は回っている

2018年6月7日分へ

2018年6月21日分へ

関連記事一覧

PAGE TOP