100日山作戰 その96

売れる顔のことを考えていた
馬鹿なことを考えているものだけど考えた

大泉洋さんを初めて認識したとき 「このひとは困ったような顔をしてるなあ」と思ったものだ

ふてくされてるのとは違う あきらめずにいるから出る困り顔

ちゃんと困っていて それでいて負けなくて 応援が必要な顔をしてる

岡村靖幸さんなんてうたってないときはずっと困ったような顔をしていて いいなあと思う

困り顔の猫もいて高いらしい

人びとは困り顔が好きなのではないか?

俺はといえば 昔からいろんなひとに 「大丈夫そう」と言われてきた

ぜんぜんだいじょばないのに大丈夫認定されるのだ

するとどうなるか

放置される→ふてくされる→強くなる→困り顔をしなくなる のスパイラルで どんどん助けてもらえなくなる

困り顔というのは助けてもらえる世界に生きたひとが期待を込めたSOSの表情なんだと思う

おれは困り顔をできないから助けてもらえないんだと信じてきた

いまは助けや応援が必要なんだ

困り顔の練習をするぞ

ふてくされずに困る練習

似て非なる 困り顔とふてくされ顔

ふてくされてると逆に

助けてはもらえなくなるのだ

俺がふてくされてるように見えたら

「助けが必要ですか?」

みたいな声かけてください

「はい」と大きな声で言います

助けが必要です

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