俺は想像力が豊かな子だった
と思う
幼い頃からドアノブを飛び立つ無数の飛行機を想像したり
ありの行列から巣の中の様子を思い描いたりしていた
思春期を迎えるとなお盛んで
同級生の裸ばかり思い浮かべて興奮していた
親しい友達に言うと
「思い描きたいけど描けない」
と言われたし
俺が克明に描けてると言うとうらやましがられた
俺の頭に浮かんだエッチな映像を
俺の頭にケーブルでつないでテレビに映せたら
録画してダビングするのになー
という話を幾度となくした覚えがある
この時点で俺は相当におかしい子だったんだろうし
若い男の子はみんな馬鹿
と言われるのもうなずける
いまどきのわこうど達もこんな馬鹿なことを話して
むはむはしているんだろうか
脳みその仕組みや伝達のやり方を知るほどに
それを画面に出力するのはきっと難しいとわかってきた
京都の大学がディープラーニング(AI的なやつ)を使って
MRI的なデータからそのひとが見た映像を再現する
みたいなことを可能にしつつあるそうだけど
どう頑張っても
お盛んなわこうどでも萌えない
まだなぐり書きみたいな
呪いみたいな映像しか出てこない
ある本を読んていて面白いくだりを見つけた
どうしてこの本がうちにあるのかがまずわからないんだけど
まあ有名な川上量生さんという方が書いたコンテンツについての本だ
この川上さんというひとはニコニコ動画の運営をしたことが1番有名なのかな
その方がジブリに入って 宮崎駿さんや高畑勲さんと関わる中で
「コンテンツとはなにか」を理解する本
だと思う
のはずだ
さておき
この中に見つけたくだり
「(前略)クリエイターはそもそも脳のなかのイメージをうまく再現できないことがほとんどだろうということ
また 多くの場合は表現したい脳の中のイメージがあやふやでクリエイター自体も理解できていない
もしくはそもそも脳内には存在しないことも現実には発生しているだろうということです」
このどこから来たのかわからないのに面白い本
この本を読んで俺が思ったこと
この続きは長くなったので明日書くことにする
唐突にごめんね
1,000文字超えると怒られるんだよ
今日はポスターを貼りに出かけます
この企画
第1回目 2020年2月24日(月・振) 蒲原・由比・清水方面予定
ご協力や盛り上げ 気にしてくれると幸い
また明日の未明頃に続きを