100日山作戰 その90

大きな舞台で必要なもののひとつに 適度な緊張があると思う
緊張しないのが自慢だった時期があったけれど 多分緊張するいまのほうがいい演奏 いいうたが歌えてる自信がある

他のひとはわからないけど 緊張しすぎたときたまに 緊張できなくなることがある
ふにゃふにゃと平和な気持ちになって ステージ上で急にマイクのロゴを見て「よくできたロゴだなあ」なんて思ったりして
集中できてないというか 視野を狭くできてないというか もっと夢中になりたいのになれない
そんなときはなにか失敗をしたり 失敗してないんだけどなんだか力を残してしまったような気持ちでショーを終わったりしやすい
調子が悪いのとも違うのになぜそうなるのが不思議でならなかったんだけど あるときこれは 緊張できないくらいに緊張するという特殊な緊張をしてるのではなかろうか? と考えたらなんだか納得いくような気がした 緊張しているのに気づかないくらい緊張しているのか 緊張をする分の余裕がないくらいに緊張してるのかわからないけれど 本番にちょうどいい緊張に持っていくために演奏がある日はリハーサルよりも前から考えたりしている

ガチガチになってしまってはもちろん駄目なんだけど普段より運動能力が上がる程度には「これは大変だ!」と思っていどむ
場慣れ って緊張に慣れることで 失敗する可能性があることに慣れることで 信じることに慣れることだったりもする
リハーサルにピークが来てしまうこともあるので それも避けたい

センまつりを去年一度やって またやることを前提にその緊張を踏まえてシミュレートして一年過ごしてきた その対策というか心づもりみたいなものが実を結ぶ日が90日後に迫ってます

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