【山作言】2019年7月4日分

「絶望の砂に咲く花」の
シングル盤の音源を作っている
「絶望の砂に咲く花」の「砂」は
砂地を踏みしめる
力を吸われるような
あの足の裏の感覚や
特定の草木しか生育できない
養分の少なさ
過酷さなどの意味を
いまの時代や自分の年令
いくつもの意味を
重ねるつもりで使った

静岡という場所を語るとき
よくよく出てくる
文句は多いが応援が薄い
反応が冷ややかという
地域性に対する評価

その中で静かに確かに
応援してくれたひとが花かもね
的な意味もあった

DVDを観るとわかると思うけれど
今回のライブの様子を見ると
失礼だけれど
静岡ではないみたい(笑)

本当に反応がよくたのしそうで
ミックスをしていても
歓声の音量をあげなくても
十分に盛り上がりが伝わる
楽しんで反応してくれていることが
うれしくてうれしくて
ご褒美をもらったような
それだった

そんなこともあって
「絶望の砂に咲く花」は
作ったときと
意味合いや置かれている場所が
すこーしだけ違う
その違いがサウンドや
うたいかたに影響するかも知れない

ぜひ楽しみにしていて欲しいし
1000円で盛りだくさんだもの
1000枚なんてすぐに
売り切れてくれたっていいじゃんと
実は思ってる

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