「絶望の砂に咲く花」の納品が終わって
過去に作った曲で
発表が決まっていた曲に関する
作業が一応終わったことになる
「絶望の砂に咲く花」を作ったのは
1回目の「ヤマサク春のセンまつり」の前
3年近く前の作品
そんなにも時間が経って
同じ作品に熱量を込めて
立ち向かうとなると
いろんな違いが
押し寄せてくる
違いが邪魔をし
遠のかせることもあれば
別な意味あいを出してきて
背中を押すこともある
そりゃそうだ
作ったときとは
なにもかも違う
見えるところで言えば
俺のパソコンも変わったし
機材も変わった
録音ソフトも
使っているプラグインも
俺自身の立ち位置も
赦せることも
赦せないことも
メンバーやファンの方との
関わり方も変わっていく
その変化の全てが
音の変化 うたいかたの変化に
現れている
それはつまり
知らなかったからできたことは
知ってしまったらできないし
知らなければできないことは
知らなければできない
ってことでもあるし
持ってなかったから
出会ってなかったから
やっていたことを
持ってから出会ってからやると
意味合いが変わってくる
ということでもある
みんなが絶花の
新バージョンを聴いた頃に
具体的に音の気持ちの
何が変わったのか
どういう心づもりで
こんなふうになったのか
などなど少し詳しく
書いてみるかも知れない
マニアック過ぎて
わからないことがあったら
ググってみても面白いだろうし
ますますわからないかも知れない
まあなにやらこのひとは
必死こいてわからんところに
こだわったんだなあと
飛ばして読んでいただいてもいい
そうやって手加減せず
きっとわからないだろうと思わずに
全出し 全出汁していくので
よろしくどうぞ
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