ヤマサクマイニチ63 2020年2月28日(金)サリーズカフェライブ 細眼流用宗 木曜日にあえますね 防空壕の中でたのしくうたうような気持ち

昨日は用宗サリーズカフェでの山作戰ライブ
「細眼流用宗 木曜日にあえますね」の日だった

なにせこの状況 いろいろ考えた
考えた挙げ句 自分たちなりに配慮をして開催することにした
開催しなければお客さんは来るか来ないかを選べない
開催して お客様に判断してもらうという意味でもあった
そのかわり来られないという判断をされた方のチケットについては
返金対応をさせていただくことにした
サリーズカフェはカウンタに向かって
①左のゾーン
②右のゾーン
③右の後ろのくぼんだゾーン
の大きくわけて3つのゾーンがあるんだゾーン
③のゾーンはライブのときは控室的に使うことが多いので
(お客さんがたくさんのときは座ってもらったこともあったが)
①のゾーンに座ったお客さんに向かって
②のゾーンを背にしてうたう形でやるのがベストだろうということになっていた

前に一度①と②の左右のゾーンにお客さんが別れて座る形で
俺が正面のカウンターに向かってうたう配置にしてみたら
正面にひとがいない上 左右に気持ちが分散する気がして
大変やりづらいことがあったのだ
しかし今回はあえてその配置でいどむ
お客さんは①と②に座っている状態
この配置がもっとも
お客さん同士の間隔を多くとれるという判断から
こんな情勢の中集まっていただきたのしんでもらえなかったらどうしよう
声が出なかったらどうしよう
などと心配もしつつ開演
空回りしたり昂ぶったり
緊張したりどもったり

せっかく来てもらったのだものと久々にピアノも弾いてみたりした

作ったときにはまったく想定してなかった情勢の中でうたううたが
違う意味を持つ気がする瞬間が度々あった

いろんなことが始まりいろんなひととあえた場所で
このタイミングでライブをできたことがうれしかった

誰にもどうなるかわからないいま
いろいろな思い 考え 立場がある中で
けしからんと思われるむきもあるだろう
行きたいのに行けなかったという方もいらしたと思う

しかし俺たち芸人は出し物担当
お楽しみ係なのだ
こういうときこそ 面白いことをしたい

俺たちは待っている
ご自身で考えて選んだことを大切にして過ごして欲しい

そして収まったらみんなであいましょう

それではまた明日の未明ごろに

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