【山作言】2020年1月16日ソングライターどこいった?

今日のヤマサクマイニチがうまく書けなかったなぁと反省しつつ そもそもじゃあ他の回はうまく書けたのかというと 書けてないんですが 今回は特に書きたいことがあって書いたのに まとまらなかったのが少し悔しい

自由に絵が描けるひと 伝えたいことをすっきり文章にできるひとには尊敬しかないんですが さらに自分のタッチを持ってるひとにはもう 憧れすらないわけで

音楽にも通じるところあると思うんですが  「売れるタッチ」みたいのあるじゃないですか
たとえばこの絵はずっと見ていたい 適度な情報量と空間と線 世界観 みたいなやつ
アニメにも漫画にもまったく詳しくないんですが ああこのタッチいいな これは少し俺には深すぎるな でもストーリーで引き込まれて慣れてきたらこれもいいな なんて感じで…

などと日に2本目の伝わりにくい話が始まってしまいましたが 「売れる声」もある

奇妙礼太郎さんとかは売れる声で 声がむしろ売れてる 曲はまだあんまり知られてないかも知れない
竹原ピストルさんとかは声も曲も売れてる 秦基博さんも声も曲も売れてる

この感じは伝わってるかしら 聴き慣れた声でうたわれたら知らない曲も好きになるっていう現象もあるし ひとびとはすぐ知ってる曲を聴きたがる これはね 芸術的に言うとアーティストを殺す行為でもある
新しい曲を聴くことはひとを育てるしシーンを活性化させるから

シンガーソングライターを名乗るひとが路上ライブなんかでひとを立ち止まらせるのにカバーをやります これはもう何十年も前からの手口であたりまえのことになってる そして頃合いを見計らってオリジナルを差し込んであわよくばCDを買ってもらいたいんだけど カバーばっかり望まれて 喜ばれるからそうする
ソングライターどこいった?それ カバーシンガーじゃん 生演奏で名曲を再生するマシンじゃん
と自問自答する

これって新しい音楽を求めてくれれば要らないプロセスなんだけど 新しい音楽を聴き 味わい 心を動かす作業ってめちゃくちゃたくさんの処理がなされて 脳への負荷も 心の豊かさも いまを生きる姿勢も必要としたりするので 多くは望めないのが現状です

自分の都合なんですが ほんとに楽しんでカバーができる日もあると思うんです 自分の曲もやって喜んでもらって ルーツだったり好きだったりする曲もやって フーゥってなって

そのためにも俺は自分で打った刀を差して斬り込んでまいります
このうたでよろこんで欲しいんだもの

(またまとまらなくなっちゃいました 本日2度目 笑)

2020年1月9日分へ
2020年1月24日分へ

関連記事一覧

PAGE TOP