47歳になった

いよいよヤバイと
思うようになったのが数年まえ

いつかは終わる人生さ
なんて口では言いつつも
何も先のことを考えないで
生きてきた自分を
笑いつつの誕生日

去年は病気もしたし
ぼんやり思っていた
自分の成長度合いの
予想と比べても
かなり遅れが出ている気がする
急がなければ
聴かせたいものを出し切るには
いろいろ時間が足りないぜ

急いでもきっと
足りないんだろうけど
急いだほうがもっときっと
違う景色を一緒に見られるだろう

俺はよく「違う景色を」と言う

ここ数年センまつりをやって
確実に手応えを感じさせてもらいつつ
まだまだこんなもんじゃないという
思いは強くなるばかり

なんでなんだろうね
客観視というか
もし自分のことじゃなかったら
「そんなもんなんじゃない？」
と言ってしまいそうなのに
都合よく頑固に自分に甘くて
勝手にいろいろ確信してるあたりが
もっとも強い才能なのかもなと
思うようになってきた俺ですが
ますますひとつ
よろしくどうぞ
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