【山作言】2018年10月26日分


ひとに依頼されて
曲を作る機会が少し増えた

これまで無償でも作ってきたけれど
お仕事になってきた
知ってるひと知らないひと
あなたに頼みたい
誰だかしらないけど作って
いろんな依頼がある

無償なら
依頼はきっかけにすぎない
依頼されても
「気が乗らなければ作らない」
ですむ

「ゆいのうた」も「俺の東海道」も
「折れない心」も
頼まれなければ作らなかった曲だけど
仕事ではなかった

そして今回
「バ ラ カ ン」という曲を作った

最初は卒業間近に小学生からの依頼で
東海道の宿場「蒲原宿」を広める歌を
という要望で
俺はもう最初から
自分で大事にできる曲にして
他の曲と同じように自分で広めていこうと
覚悟して依頼を受けた

テレビ局がこの取り組みを気にして
学校に連絡したところ
教頭先生がかわったとかで
「そんな取り組みはない」と断言
立ち消えになりかけた

その話を蒲原の飲み仲間にして俺は
自分のペースでいずれ作ればいいか
くらいに思っていた

程なくして奴らが
「やれよ 協力する」
と騒ぎ出し
発表する場所も用意すると言う
こうして計画は動いた

取材を繰り返し
本を探し年寄りに話を聞き
蒲原に住んでからの丸七年を
まるごとかけたといっていい
蒲原へのラブソングを
いよいよ発表する

この曲はセンまつりの
目玉になると思っている
そんな力のある曲になったと思う

是非楽しみにしていて下さい

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