聴いてもらえてうれしい「わたしはうた」今日中には5,000再生超えてくれそう みんなありがとうね どんどん愛して放ってくりょ
朝からストレッチをして 帰ったらすぐに音の作業に入れるようにとパソコンを立ち上げて神社へお参りに
帰ってきてガレージを通ると社用車「しげる」の色が部分的に違う
道端ナンジャロカと思い見ているとスタッフがブスッとして
「運転中ガリガリっとやってしまった部分を昨日 裁縫係のおけいさんと一緒にパテで埋めたがすでにつらい ヤスリがけはもっとつらい」
とキレ始めた
そういえばここへ越して来てすぐの頃使ったグラインダーがあったはずと思い物置へ
この家に来る前からあるそうなので相当旧いものだろう
ものすごく重くて持ちにくいけれど ちゃんとコントロールできれば紙やすりで削るよりは効率がよさそう
とはいえスタッフやおけいさんには無理なので
こうなったよ
うん 効率はいい
しかし目に破片が飛んできて痛い
それを伝えると スタッフがスノボをやっていた頃のゴーグルを出してきて装着
目は守られた!
しかしゴーグルが曇る!
そう マスクをするとゴーグルやメガネは曇ると相場が決まっている
それをなんとかごまかしながらたまに火花を散らしつつ削っているうちに楽しくなってくる
それと同時に 俺の眼前になぜか やたら熊本の 幼い頃に住んでいた警察アパートから通っていた保育園への道が浮かぶようになる
死ぬの?
ちょっと怖くなりながら作業の手は緩めずに頭の片隅でずーっと気にしつつ 30分くらい作業を続ける
ふと休憩したそのとき
チラチラと浮かぶ景色の正体がわかった
マネキン工場
このパテの成分がマネキンを作る樹脂の成分と似てるんだろう
グラインダーで削るとき熱されて 俺が幼い頃通った保育園へ向かう途中の細道にあったマネキン工場の前を通るときに嗅いでいた匂いを発しているのだった
あの匂いですよ あの!
マネキンができるときの匂いをかいだことがあるひと いるのかなー
暗い工場の窓から見える日本人離れした坊主頭の顔たち うるさい機械の音の中で分割されて作られていく同じ顔のあいつら 腕の部分のジョイント用の金具が痛そうだった
怖いんだけれど気になって よく立ち止まって覗き込んだりしていた
あの当時相当に忙しそうに作っていたから相当に需要があったんだろうね
作業は午前中で終了
そもそもパテで埋めるには無理がある凹みなので みんなで「サビが出なければいいよね ね」と言い合って無理やりな納得をして まんべんなくパテの削りカスまみれになった俺は風呂に入ったのだった
なぜか朝からグラインダーかけさせられてた ホコリだらけになり不慮の朝湯 昼酒はないよ
— 髙山真徳@山作戰(本当)🔼 (@yamasakusen) January 7, 2020
小学校の低学年くらいまでは遊びに行く範囲だった道 その後どのくらいまであの工場はあったんだろう などと考えてしまい さっき思わずグーグルストリートビューで見に行ってしまった
どこにあったのかすらわからないくらい知らない景色でした
そりゃそうだ 40年も前だもの
それにしても脳には残ってるものなんだね よく思い出したな