ヤマサクマイニチ40 2020年2月3日(月)トラブル解決は木登りのように イライラも安心も殺し虫のように手を動かせ!

先日の「なまぼくはげ」で音声が出なかった件
みなさんを長らくおまたせした挙げ句
配信され続ける必死でいろいろ試す俺の姿
結果解決せずそのまま配信を終えたあの事件

昨日やっと解決した
(挟み込まれていく揚げ物などの画像は昨日食べたもの 本文には関係ありません)

この数日間はiPhoneでもパソコンでも検索しまくった
検索してそれっぽいことを試す
検索ワードを変えてみる
思いついたことを試しては効果がなかった

検索しているうちにおかしなことに気づく
そもそも俺の環境や設定では配信に音が出せるはずがないようなのだ
音なんか出なくて当然な状況
つまり音が出ない状態が正常と言ってもいい
なのになぜかなにかの間違いで出ていた

だからなぜ出ないのかを検索してもヒットしない
そういう理由ならわかる
どうして俺は空を飛べなくなったのかを必死で検索する
飛べるほうがおかしいわけだから飛べたひともいない
飛べなくなる理由や対処法は出てこない

みたいなことなんだろう
外国のサイトを翻訳して解決策にたどり着いたんだ
(翻訳サイトさんありがとう)

どうやって解決したのかは知りたいひとはいないだろう
だから書かないよ
でも よろこびがうれしい
(もし困ってるひとがいたらご連絡下さい)

解決するそのときまで感情はほぼ殺してある
イライラしても解決が早くなることはない
遅くなったり解決から遠のいたりする

独りでなんでもやって解決しないと進めないから身についた癖だ
淡々と 鼓動すら弱くなるくらいに淡々と

俺は数字や理論がわからずに理系のことをやることが多い
道理がわからずやると「ということは!」みたいなのもない
ただただ組み合わせをひとつひとつ潰していく
虫のように手を動かし続ける

イケる!と思っても
「よろこぶな 高名の木登りだぞ」
と徒然草を思い出しながら我慢する
木登りで怪我をするのは高いところにいるときではない
降りる最後の地面が近くなったときだぜ ってやつだ

喜ばず 安心せず 絶望する準備もする
遭難したひとが亡くなるタイミングの話を思い出す
亡くなるのは飛行機やヘリコプターの姿が見えて自分を発見してくれずに去ったとき
希望から絶望への落差がひとを殺すのだ
わかる気がする

玄関を開けてリュックサックをおろしたところで遠足終わり
感情オン!!

うれしすぎて久しぶりに「死ぬんじゃないか」と心配になった
昔からうれしいことがあるとそうなんだ
死んでしまうんじゃないかと思って用心する癖がある
そのくらいうれしかったねでもまだ完全に安心したわけじゃない
次の2月10日(月)に配信する「なまぼくはげ 男の60分」
これで無事音が出て初めて木から無事降りたと思えるんだろう
救助に来たヘリが落ちないことを願いつつ
ちょっと祝杯を上げた

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