センまつりが終わり
ミュージックビデオが公開された
俺はこの1年
ひとに任せるということは
強さなんだと学んだ
ずっと独りでやっていて
評価して欲しいところを
評価してもらえず苛立ったり
ひとに喜んでもらえる部分を
当たり前と思い込んでアピールできず
無駄にしたりもしてきたと思う
だから
子供のように
「俺が考えたんだ」
「俺のアイデアだ」
と表立ってではないにしろ
どこかこじんまり
虚勢を張ったり主張したり
してしまってきた
この状態の頃俺は
実力を発揮できないというか
自分の指先が届く範囲すら
輝かないような感覚が
つまらないなと思うようになった
今回仲間が増えて
俺の頭から生まれたことを
実現してくれるチームになっていった
俺は何かを思いつくのが仕事で
思いつかなければ
誰かの思いついたことの
責任をとるのが仕事
みんなが出してくれたアイデアが
みんなの手柄になるように輝かせるのも
おそらく俺のような立場のひとの
やるべきことなんだなあと今は思ってる
そうなると伸ばした指の先
数センチ
下手すると数メートル先まで
すっと届く範囲が伸びる感覚を味わうんだ
勘違いかもしれないけれど
伸ばした指のその先に
ふっと伸びる光のようなものが
あなたの喜びを増やすに違いないと
俺は信じて進もうと思います
つぎのセンまつりまで
よければご一緒下さい
ありがとう