【絶望の砂に咲く花】MV 裏話 3


たくさんの方がこのMVをご覧になってくれているようで嬉しいです。
この「絶望の砂に咲く花」MVについて引き続き書きます。
前回は先行して行われた砂丘で山作戰が独りで歌う場面の撮影の裏話を書きました。
【絶望の砂に咲く花】MV裏話 2

今回はドラマの場面の話。息子役の加藤幸夫さんは静岡県立の劇団、SPAC-静岡県舞台芸術センターの役者さんです。
県立の劇団で専用の劇場を持っているのは静岡だけなんだそう。高校時代演劇部の山作戰髙山にとっては憧れのひと。
お芝居も観せていただいて前にお話しをする機会もあり、気になっていたようで今回の撮影に入るとき髙山が「息子役は加藤さんにお願いしたい」と言って、石井萠水さんの仲介で快く引き受けてくれました。
最初は今回の撮影期間がまるごとセンまつりと同じ時期に開催された演劇祭のお稽古に入っている期間なのでスケジュール的に厳しいかな?とあきらめかけましたが、なんとか日程を調整して出演して下さいました。
脚本を書いてくれた石井萠水さんが営業マンとして働いている息子を描いてくれまして、監督の堤さんと平野さんがカメラのカット割りを決めていきます。
加藤さんの出演シーンとして、営業へ行って断られるシーンを2軒分撮りました。加藤さんが営業に持っていくカタログです。
小道具としてこのMVの為だけに作られた架空の複合機FAXのカタログで、実行委員でもある平野佑紀さんが作って下さいました。
これは凄い!!
これを使ってトークする加藤さんは演技に思えなくて、本当にFAXを営業しているんですもん。
役者さんの前は営業さんだったのかなぁーなんて思ってしまうくらい(笑)。
営業先の社員の役が石井萠水さん!さっきまで断られ続けていたのに、このシーンで微笑む加藤さん!
現場では楽しくワイワイやってましたが、演技に入るとパリッと空気が変わります。
演技が素晴らしくて撮影はサクサクと進んで次の現場の入り時間までの待ち時間の方が長かったくらい。
監督が撮った動画をその場で編集して見せてくれました。どんどん現実になっていく。
プロの技ってすごい!「凄い」ばっかり言っていました。
このMVの監督、撮影、制作をしてくださった堤 宣博さん (EC-techno inc.)
イケメンで役者さんみたいで髙山が「出演もして下さいよ」と言って断られていました。
企画をしてくださった平野佑紀さんは撮影中は常に監督の隣で、計画どおり撮影できているかなど確認しながらサポート。
監督にこのシーンは何秒ですと伝えたり、前後の服装の繋がりを見たりと細かい部分をサポートしてくれました。
この2人は長年のつきあいでチームワークさすがでした。そして随時撮影中、ヤマサク春のセンまつりのツイートしてくれていたセンまつりPR担当のきよちゃん!!
長い待ち時間もみんな頑張ってくれました。
夕方からはあの交差点のスクリーンに山作戰が!
最初に砂丘で撮った絶望の砂に咲く花の砂丘バージョンが流れます。
これに合わせて加藤さんのシーンの撮影が行われていたのですが、それと並行して髙山は交差点でずっとうたっていました。
行き交う人に
「あの人本人じゃない?凄い!!一緒に写真撮ってもらってもよいですか?」
なんて言われたり、通り過ぎていくパトカーからお巡りさんに、「あ!本人がいる!」なんて言われながらたくさんの人に注目されていました。
本当はスクリーンに流れる日にちを事前にお知らせしたかったのですが、万が一何かあって撮影が中止になると困るとの判断から、これは偶然通りかかって見れたらラッキーみたいな感じになりました。
静岡では有名なスクリーンに山作戰の曲と映像が映し出される光景は凄く迫力があり、テンション上がりました。

裏話はもう少し続きます。また次回をお楽しみに。

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【絶望の砂に咲く花】MV裏話 1
【絶望の砂に咲く花】MV裏話 2

 

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